お詫びと言い訳
のっけから挑発的なタイトルで申し訳ありませんが、決して挑発する意志があるわけでもなければ、特定の誰かを煽るつもりでもありません。そして最初に申し上げます。
私には社長になるような器の大きさも無ければ才覚もありません。少なくともそんな自分の事が自覚出来るくらいの才覚しかありません。
以下に私のカンタンなプロフィールをご紹介します。
※内容の重さや油っこさに関しては、ミュージカル形式で楽しくリズミカルに音読してお読み頂ければ、多少なりとも軽減されますのでぜひともお試し下さることをおすすめします。
♪♪♪リストラされました。借金もしました。ローンも抱えてます。ローン返済で路頭に迷いました。銀行から門前払いされました。転職に失敗しました。社内失業も経験しています。うかつな失言から敵を作ったことも多々あります。妻には真顔で貧乏神扱いされる事があります。酒の席での致命的な失敗多数あります。人望も人徳もありません。人脈づくりよりも他人の信用を損なうほうが得意です。「見損なった」という、出来れば一生聞きたくないセリフを真顔で言われた事もありま、す……♪♪♪
・・・数え上げればキリがないほどにコンプレックスや欠点が山盛りです。
なんだか書いてる自分でもネタであって欲しいと思いますが残念ながら事実です。そして、そんな全身ダメ人間の私ごときが社会的ヒエラルキーのはるか上の階層に位置するような「社長様」に対して何が言えるというのでしょうか!?
言えませんよ!
と、最大限に卑屈になったところから今回は始めたいと思います。
「ポリシー」って何だ?
今回の記事に関して
上記の観点から、
今回の話は出来るかぎり私自身の主観を除いたかたちで「事実のみを淡々と」お伝えする事にしたいと思っています。そんな私の「ポリシー」を宣言したところで本題に入ります。
社長の「ポリシー」とは?
私が最初に勤めていた会社のはなしです。私はこの会社をリストラで退職しています。
もういきなり結論から言ってしまいますが、
そんなことがありました。
それは私だって雇っていただいている身ですし、「アンタが嫌ならやめればいいじゃん」ってのも一つの意見ですし、会社運営上の失策が重なってしまった結果の苦しい決断であるのは重々承知しています。言わば「時代が悪かった」し「不測の事態が起きてしまった」わけで「時代の波にさらわれただけ」なのかもしれません。しれませんが、
困った時は相談どころかこっちは今あなたの言ったことで困ってんですけど・・・とか思うのも非常に仕方ないのではないでしょうか・・・。だって我々のリストラ後にどうみても業績は先細り必至の業界の会社を多額のポケットマネーで買収する体力残ってんだものやんなっちゃう
ムリ。ダメだこれ…
この手の記事は淡々と事実を記録することに
「プロフェッショナルな俺カッケー」というイズムみたいなものがあると思うのです。
ですが、実体験だけにどうしても主観が入り混じってしまうのがたいへん難儀なところです。
なにしろ私自身が体験した事です。
だから私もその事実関係の中にいるわけです。
だからこそ、「出来るだけ客観視したうえで自分自身への気持ちを聞いてみる」
という大変に複雑な(そして困難な)作業が不可欠。
そんな私が私自身(ややこしい)に聞いてみます。
どう思った? → 私
私の感想といたしましては一言、
一言でいいます。
一言でいえば、
チクショー(と思ったのもまた事実)!・・・そういうことです。
まとめ
チョット自分でも何言ってるのかわからなくなってしまいましたが、
あれから数年経った今でも、この問題(要するにリストラです)を取り上げるたびに頭をよぎるのが、
まだ平和だったころ、社長が満足げに口にしていた
「社員は家族」という言葉だったりします。
つまり、私には「社員は家族」というたぐいの甘い言葉がトラウマになりました。
もっと言えば、会社と社員の関係に家族「的」な要素があったとしても、
決して本当の家族にはなり得ないという至極当たり前の事実を嫌ほど思い知らされました。
もちろん私も(体は)大人ですから、言われた言葉を額面通りに受け取ったりしませんし、あの言葉自体に重みが無かったことも判っているつもりでした。
おとなしく社長の話を聞きながらも「また調子いいこと言ってるよ」ぐらいの冷めた気持ちでした。
でも、数年経った今でも思い出すたびに心にドス黒いものが広がりんぐしていく事実を踏まえると、
言葉って呪いだな・・・って感じます。
そんな感じで今回は終わります。
ではまた。
ごきげんよう。