平成がもうすぐ終わります。
私は現在40代後半です。
昭和生まれです。なので今度の新しい元号を迎えると、何と!3つの元号を股にかける形になります。私と同世代の方は多いと思いますが(お互いに年齢を感じませんか?)、3つの時代を生きると考えると、まるで自分が妖怪にでもなったような妙な感覚です。
今日、「ルパン三世」の作者である
モンキー・パンチ先生が亡くなられました。
私が子供の頃、テレビでは再放送を含め「ルパン三世」を頻繁に流しておりました。テレビっ子だった私は夢中で見てました。当時はもう何度繰り返し見たか分かりません。
コメディ。アクション。そしてハードボイルド。子供の私にとってルパン三世の世界は、これから先に自分を待っているはずの「大人の世界」を連想させてくれるものでした。もっとも、実際に大人になったら峰不二子やクラリスはどこにもいませんでしたが・・・。
原作の漫画も読みました。親父が持っていたのを盗み読みしてました。当時小3だった私にとっては刺激が強すぎました、まあそれはそれで良かったんですけど(あの表現は大人になった今振り返っても凄いと思います)。
ともあれ、「ルパンと言えば三世」。これは同世代の方のみならず大半の皆さんがそうなのではないでしょうか。いきなり誰かに「ルパン!」と言われた時、たいていの方は反射的に「三世!」と連想するんじゃないでしょうか?まあ他にも峰不二子の声を思い出したり銭形警部とか色々あるでしょうが・・・。
ルパンと言えばルパン三世のイメージが強いように思いますし、私などはルパン三世の登場人物たちがまるで実在するような感覚のまま大人になりました。あの世界観やキャラクターが世の中に与えた影響の大きさは、とてつもなく大きなものでした。
平成が終わっても、ルパン三世は時代の節目を飛び越えていくと思います。モンキー・パンチ先生ありがとうございました。心からご冥福をお祈りします。
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